ストレスは糖尿病を発症させる

日本の糖尿病患者のほとんどを占める2型糖尿病は、食事や運動などの生活習慣で発症すると従来から考えられていますが、近年ではストレスでも血糖値が上昇することがわかっています。

ドイツのミュンヘン ヘルムホルツ センターで、糖尿病を発症していない29~66歳のドイツ在住の労働者5,337人を、平均13年追跡調査したところ、追跡期間中に職場などで強いストレスを感じていた約300人が、新たに糖尿病を発症したと診断されたそうです。

「強いストレスを感じている人は、糖尿病を発症する確率が45%高くなる」と結論付けています。