糖尿病と日光浴

(2014年10月) “Diabetes” 誌に掲載された Telethon Kids Institute(オーストラリア)などの研究。

高脂肪のエサを与えられているマウスに、3ヶ月間紫外線の照射を繰り返したところ、体重増加が30~40%ほど低減され、 さらに、空腹時血糖値、インスリン値、コレステロール値の悪化も緩和されていたという。

過去の研究で、ビタミンDに肥満防止の効果があると示唆するものがあるものの、この研究では体重増加の抑制とビタミンDの血中濃度との間に関係は見られなかった。

したがって、肥満が抑制されるのではなく紫外線がもたらす他の作用によると考えられるようだ。