肥満は遺伝子のせいではない
FTO(fat mass and obesity-associated)遺伝子とは、脂肪の量と肥満に関連する遺伝子です。
これまで、FTO遺伝子のキャリアは、平均で、3kg体重が多く、肥満である可能性が70%高いことが知られていました。
しかし、2016年10月の英国ニューカッスル大学からの研究報告によると、FTO遺伝子のリスク変異体のキャリアであることは、体重減少に影響をおよぼさないことを見出したといいます。
食生活、身体活動、薬物ベースの減量計画が、FTO変異体のキャリアである人にも同じように機能することを意味するといい、減量しようとする人にとって重要なニュースであるといえます。