糖尿病と歩行運動
2016年10月、ニュージーランドのオタゴ大学からの報告。
糖尿病には、運動が有効であることはこれまでにも多くの報告がなされています。
本研究は、いつ歩くかに関する特定の時間について、①時間を決めず1日30分歩くか、②それぞれメインの食事後10分間歩くか、どちらかで歩行し比較検討しました。
結果は、1日のうち時間を決めず歩行するというアドバイスと比し、食後歩行のアドバイスに従った際、食後血糖値は平均して12パーセント減少したことがわかったといいます。
特に食事に炭水化物を多く含有する場合、血糖値の改善は顕著だったと述べています。