血糖値が高めだと認知症になりやすい

糖尿病の3大合併症はよく知られていますが、近年は、その他の疾患も合併しやすいことが明らかになっています。

もともと糖尿病は代謝疾患ですから、何が起こってもおかしくない病気だと心得ましょう。

2013年、米ワシントン大学公衆衛生大学院のポール クレーン準教授らが、医学誌「ニューイングランド ジャーナル オブ メディスン」に発表した論文で、糖尿病の人ではそうでない人に比べ、将来的に認知症を発症する可能性が高まると述べています。

また、糖尿病と診断されていなくても、血糖値が高めであれば(境界型)正常な人に比べて、認知症を発症するリスクが高いことが分かりました。

早めの予防・改善がお勧めです。