エナジードリンクに注意
「エナジードリンク」と呼ばれるカフェイン入り清涼飲料水を日常的に長期飲用していた20代男性が、カフェイン中毒で死亡していたことが福岡大学法医学教室の分析で2015年12月に報告された。
清涼飲料水の常飲で糖尿病になることは知られているが、カフェイン中毒による死亡が確認された例は日本ではじめてではないか、と司法解剖に当たった教授は語っている。
欧州食品安全機関(EFSA)は、健康を維持するために望ましいカフェイン摂取量について、「成人では1日400mg未満に抑え、1回の摂取量が200mgを超えないようにするべき」とする提言を同年5月に発表している。
ちなみに、国内で販売しているエナジードリンク1本のカフェイン含有量は100~200mg程度だという。