メンタルヘルスの改善

昨年の12月、米国のエール大学で興味深い研究結果が報告された。

周囲の困っている人を手助けすることで、精神的な健康や感情を向上させ、日常のストレスを減らすことができるという。

研究チームは、18~44歳の77人の参加者を対象に、14日間にわたって日常の感情や経験を毎日報告してもらい、5項目のポジティブ感情と、5項目のネガティブ感情の計10項目からなる簡易尺度「PANAS」を用いて、精神的な健康状態を0~100の段階で評価した。

その結果、他人を支援する行為を行った参加者は精神的な状態が良く、ストレスの影響が少ない傾向があることが判明した。

逆に支援行為の少ない参加者は、ストレスを強く受けており、積極性が失われ、ネガティブな感情が強いことも示された。

まさに、情けは人の為ならず!?