寝不足の人は寝溜めしよう
寝不足で2型糖尿病リスクが増加する。
しかし、週末に寝だめすれば、そのリスクを解消できるかもしれないことが、シドニー大学の研究で明らかになった。
研究の対象は、糖尿病でない19人の男性で、半年以上にわたって平日の睡眠時間が6.2時間で睡眠が不足であるが、週末に2~3時間多く眠るという習慣の人たち。
これらの男性たちを3つのグループに分け、2回にわたって、週末3日間(金土日)の夜を睡眠用の実験室で過ごしてもらって、血糖値とインスリン値を測定して、インスリン感受性を算出した。
その結果、週末に10時間眠ったときに、インスリン感受性が有意に改善していることが明らかになった。