テレビと肥満の関係
2015年8月15日、米国ピッツバーグ大学からの研究報告で、テレビを観る時間が長くなるほどBMIとウエストが大きくなる結果が示された。
本研究では、3,269人の成人を1990年から15年間、テレビ視聴の習慣、ウエスト周囲測定、BMI値を5年ごとに調べ、参加した男性の23%と女性の20.6%が、毎日4時間以上テレビを視聴していた。
対象者がおよそ30歳の時、より多くの時間をテレビ視聴に費やした者は、より少ない時間を費やした者と比較して、5年後に、より肥満である傾向が高まった。
ファービオ博士らは、「若年成人は、テレビ視聴時に間食を取る傾向があるかもしれない。テレビで示されるジャンクフードの広告の誘惑により敏感であるために、不健康な食品を摂取する傾向があるかもしれない」と、これらの関連について、多くの潜在的理由を推測している。