ウォーキングが死亡率を低下させる

痩せていても糖尿病をひき起こす「異所性脂肪」という困った脂肪は、運動をしない人に溜まりやすい。

新潟大学教授の曽根博仁研究チームは、2型糖尿病患者1,702例(平均58.5歳、女性47%、男性53%)を対象に、平均約8年間にわたり追跡調査を行った。

その結果、40分以上のウォーキングを毎日行った2型糖尿病患者は、ほとんど運動しない患者と比べて、死亡の危険性がほぼ半分以下になることが明らかになったと報告している。

運動には細胞代謝を上げ、自律神経を整える効果がある。