糖質制限食では注意

京都府立医科大学の岩瀬広哉氏らの研究によると、炭水化物(糖質)摂取量の減少は、植物性たんぱく質摂取量の減少と相関し、2型糖尿病患者ではメタボリックシンドロームのリスク因子となることが分かったそうだ。

対して、動物性たんぱく質の摂取量は炭水化物摂取量の減少と逆相関し、体を酸化させる要因となる。

岩瀬広哉氏らは、「植物性蛋白の摂取量が少なく、食事性酸負荷が高い状態は、メタボリックシンドロームの有病率と関連していた」と報告している。