新たな合併症

糖尿病で充分な血糖コントロールができない場合、認知症を発症しやすいことが米ジョンズホプキンス大学の研究で明らかになった。

この研究は、アメリカの4地域の住民を長期間追跡したもので、中年期に糖尿病を発症すると、20年後に認知症を発症する危険性が糖尿病でない人に比べて19%も高くなるという。

HbA1cが5.7%未満の人に比べ、7%以上の人でより進行しやすく、糖尿病の罹病期間が長いほど認知能力が低下しやすいそうだ。