O型は糖尿病になりにくい?

血液型と2型糖尿病の発症リスクを調べた、珍しい研究結果が発表された。

フランスの国立保健医学研究機構・疫学・集団保健研究センターで、82,104名の女性を対象に行われたという。

それによると、O型を基準にした場合、A型の糖尿病リスクはO型より10%、B型は21%有意に高かったそうだ。AB型は17%だが、統計的に有意ではない。Rh型は関連性がみられなかったという。

本研究は女性のみだったが、おそらく男女差はないと考えられ、AOB血液型と2型糖尿病リスクに関連がみられた理由は今後の研究が待たれる。