アジアの伝統食

アジアで糖尿病が見られるようになったのは、1960年代からだと思う。
恐らく食の欧米化が大きく影響していよう。

それを証明する研究を、米国のジョスリン糖尿病センターのチームが発表した。

研究チームは、2型糖尿病の危険因子をもち過体重のアメリカ人50人にアジア伝統食を8週間摂取してもらい、同カロリーの欧米食摂取と比較した。

その結果、アジアの伝統食を摂取した期間は体重減少、インスリン抵抗性改善がみられ、欧米食に切り替えると逆に増加したという。

アジアの伝統的な食事は、肉と油脂を使わない地域が多く、魚も沿岸部を除けば野菜が中心に構成されており、り、高炭水化物、低脂肪で、食物繊維をたっぷりとることが特徴だと説明している。