温熱効果で血糖値低下

ドーム型の温熱器使用で血糖値が下がることは既に確認されていたはずだが、今年の11月12日に、熊本大大学院生命科学研究部から、微弱な電流を利用したベルト型の温熱器で2型糖尿病患者らの内臓脂肪の減少や血糖値低下に効果があったと発表された。

1日1時間を自宅で週に4回、計12週間治療に取り組んでもらったところ、2型糖尿病40人の52.5%の人がHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)7%未満を達成したという。

そのほか内臓脂肪の減少などがみられたそうだ。

ヒートショックプロテイン(HSP)72というタンパク質が増え、インスリン抵抗性が改善するようだ。

運動のできない人には朗報といえよう。