PM2.5と糖尿病

今まで、2型糖尿病の原因は、過食や肥満と考えられてきた。

もちろん、それに間違いはないのだが、さらに大気汚染が糖尿病の一因になることが示唆されたといえる。

中国から飛来する大気汚染物質のPM2.5にマウスを6か月間さらすと、糖尿病の原因となる組織炎症とインスリン抵抗性(細胞が糖を取り込めない現象)が増大したという。

これは2009年に米国心臓病協会発行の医学誌に発表されたもので、現在も注目度の高い論文のようだ。

ただし、こうした大気汚染はストレスも大きいので、色々な要素が絡み合っているのだと思う。