ノンカロリー甘味料

糖尿病をはじめとする生活習慣病の予防に、ノンカロリーの人工甘味料が良いとされてきた。

ところが、そんな小手先の予防をあざ笑うかのように、腸内細菌が変化してきたという。

イスラエルのイツマン科学研究所の研究結果によると、人工甘味料の摂取は腸内細菌に影響を与え、一部の人に耐糖能(糖の調整能力)異常を引き起こす可能性があるそうだ。

消化管では吸収されないはずだった人工甘味料が、腸内細菌によって変化をもたらしたと、9月17日付け「Nature」誌オンライン版に発表された。